生存学研究センター報告書 [17]
- 現在としての歴史──まえがきにかえて
- 目次
- [講演] 歴史社会学の方法論
- [講演] インターディシプリンな歴史叙述
- 死刑執行方法の変遷と物理的/感情的距離の関係
- 犯罪被害者の法的救済についての歴史的考察──明治期の新派刑法学の思想的特徴から
- 二つの貧困対策──戦後創設期の社会福祉制度運用における羈束と裁量、 または給付と貸付
- 日本人の不在証明と不在の日系人
- 戦中期における少女の化粧──『少女の友』からの一考察
- 日本のセルフヘルプグループ言説の歴史社会学──1970年から現在まで
- プロレタリア音楽家同盟における移動音楽隊の実践
- 芸妓という労働の再定位──労働者の権利を守る諸法をめぐって
- 変貌する集合的主体──パナマ東部先住民エンベラの現代史に関する一考察
- 体制転換期モンゴルの家畜生産をめぐる変化と持続──都市周辺地域における牧畜定着化と農牧業政策の関係を中心に
- 体制の歴史を描くこと──近代日本社会における乞食のエコノミー
- あとがき
- 著者略歴