生存学研究センター報告書 [26]
- 巻頭言
- まえがき:理論と経験的記述をめぐる〈雑感〉から
- 目次
- 第1部 生存をめぐる規範 1 正義論と障害
- 第1部 生存をめぐる規範 2 福祉と健康の情報的基礎としてのケイパビリティの再検討のための研究ノート ―資源概念とQALYとの比較
- 第1部 生存をめぐる規範 3 科学的管理法における視覚化概念 ―F・B・ギルブレスとL・M・ギルブレスの動作研究を中心に
- 第1部 生存をめぐる規範 4 社会学における倫理的自然主義の可能性について ―フィリップ・ゴルスキ「事実/価値の区分を越えて」論文を中心に
- 第2部 生存を脅かす秩序 1 扶養義務を果たさない扶養義務者の不動産相続は不公平か? ―要保護世帯向け不動産担保型生活資金貸付の問題点
- 第2部 生存を脅かす秩序 2 熟年離婚女性の生活のリスタートと娘役割の連関 ―もたらされた同居介護の経済効果と想定外の葬儀・供養費用負担
- 第2部 生存を脅かす秩序 3 「保守論壇」の変容と読者の教育 ―90年代出版メディア編成と言論の存在様式の視点から
- 第2部 生存を脅かす秩序 4 自ら命を絶つ者は不幸でなくてはならない ―突然死した者を自殺者と同定する過程をめぐる規範的秩序と実践
- 第3部 書評・資料読解 1 日本陸軍軍法会議とBC級戦争犯罪裁判の結節点 ―坂田良右衛門による「クラチエ」事件調査
- 第3部 書評・資料読解 2 【書評】『われらは差別に賛成します―怪物になった20代の自画像』
- 第3部 書評・資料読解 3 我々の道徳的ポテンシャルの可能性と限界 ―来たるべき倫理のために
- あとがき
- 執筆者紹介
- 奥付