目次

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まえがき 吉田一史美 5

第1部 生命倫理と現代史研究

1 ‌体外受精の臨床応用と日本産科婦人科学会の「見解」 由井秀樹 12
2 ‌1990年代以降の日本における着床前診断をめぐる論争の推移
―着床前スクリーニング(PGS)を中心に 利光恵子 31
3 ‌母体血を用いた出生前検査(NIPT)と「臨床研究」
システムが示すもの 山本由美子 61
4 ‌日本における妊娠相談と養子縁組をめぐる運動と立法
―実子特例法制定運動から養子縁組あっせん法試案へ 吉田一史美 78

第2部 公開研究会「生殖補助医療技術の発達史と倫理的課題」

1 講演「体外受精技術のリスクをめぐる認識の変遷過程」 花岡龍毅 96
2 質疑応答 112
3 スライド資料 134

第3部 生殖と家族

1 ‌里親の実子が里親養育から受ける影響
―きょうだい・家族とは何か 山本真知子 152
2 ‌家族の形成と解体
―不妊クリニックへの通院を経て里子を迎えた養育里親の語りから
由井秀樹 166

あとがき 由井秀樹 180