目次

はじめに 坂本 徳仁

第一部
第1章 聴覚障害者の進学と就労 ――現状と課題 坂本 徳仁
第2章 手話通訳者養成における「ろう者のやり方」の提示と学習者の認識 北林 かや
第3章 “まざる”ことば、“うごく”からだ ――ケニア初等聾学校の子供と周囲の人々の日常のやりとりを事例に 古川 優貴
第4章 言語の費用負担と言語的正義の問題 坂本 徳仁
第5章 アメリカにおける障がい者政策 ――実証分析のサーベイ 藤井 麻由

第二部
第6章 音声認識エンジンを用いた情報保障の現状と課題 坂本 徳仁、櫻井 悟史、鹿島 萌子
補論 音声認識を用いた情報保障システム運用の課題 坂本 徳仁
第7章 手話通訳事業の現状と課題 ――3つの自治体調査から 坂本徳仁、佐藤浩子、渡邉あい子
補論 手話通訳制度の改善に向けて 坂本 徳仁
第8章 障害者差別禁止法の経済効果 坂本 徳仁

第三部
第9章 文字情報支援とインクルーシブな社会 ――要約筆記と字幕の活動を通して 三宅 初穂
第10章 難聴者、中途失聴者への支援 高岡 正
第11章 手話通訳制度に関する全通研からの提言 ――自治体委員会からの提言を踏まえて 近藤 幸一
第12章 障害者権利条約下におけるコミュニケーション支援の課題 松本 正志
第13章 パネルディスカッション 障害者権利条約下におけるコミュニケーション支援の課題 近藤 幸一・高岡 正・立岩 真也・松本 正志・三宅 初穂

あとがき 坂本 徳仁