2021年度若手研究者研究力強化型「国際的研究活動」

【前期】

採択研究者 浅山太一(立命館大学 先端総合学術研究科)
研究内容 2021年7月に開催されるInternational Society for the Sociology of Religion(国際宗教社会学会)のInternational Society for the Sociology of Religion 36th Conferenceにてグループ発表を行うため、その発表に際して掛かる費用を申請したい。
発表メンバーは伊達聖伸(東京大学)、星野靖二(國學院大學)、田中浩喜(東京大学大学院)、私の4名。グループの発表テーマは「Reassessing The Validity Of The Religious-Secular Dichotomy In Modern And Contempo-rary Japan」で、私は戦後日本における創価学会の政治進出を「Electoral Campaigns as Religious Practice」という観点から論じる。
掛かる費用は、学会登録料、学会参加費、発表用資料・原稿の英文校正費、図書資料費の4項目。オンライン開催のため交通費・宿泊費等は発生しない。
研究成果報告 宗教と政治-創価学会員の公明党支援活動を考える
採択研究者 シン・ジュヒョン(立命館大学 先端総合学術研究科)
研究内容 エンターテイメント性のみならず、教育的目的を持つシリアスゲームを医療、政治、トレーニングなど、多様な分野に活用するための取り込みが続いている。その中で、歴史上の出来事や事件を主要なテーマとして扱う「歴史シリアスゲーム」が増加している傾向にある。特に、歴史を学び、社会的共有すべき知識を促すものが多い。これらの歴史シリアスゲームに関する研究は欧米諸国の研究に限られてきたが、近年では、東アジア地域、特に韓国においても注目されつつある。これらの歴史シリアスゲームの中では、実際に起きた出来事や事件を再現し、リアリティとゲームとしての面白さ、社会的・政治的配慮の間でこれまで以上に様々な工夫が必要とされるため、学際的な研究が求められている。そこで本研究では、これらの歴史シリアスゲームの開発動向を調査し、その現状で立ち現れている問題と今後の可能性を検討することを目的とする。
研究成果報告  

【後期】

採択研究者 李思航(Li Sihang)(立命館大学 先端総合学術研究科)
研究内容 今年度、提出予定の博士予備論文のなかで取り上げた、養家から逃げ出した新婦仔シンプアの事例と区別し、そのまま養家にとどまっている新婦仔の生活史をもこれからの調査で聞き取りたい。
逃げた新婦仔たちの不服従でもなく、諦めでもなく、自分自身にとっての納得や拠り所を見いだそうとする、いわば自分を自分でケアするという「自救」の実践を、今年度の論文で明らかにした。また、乳幼児の頃に送り出されたからずっと養家にとどまっている新婦仔たちが、「私は誰か」という答えを見つけ、今後の人生を紡ぐために、「ルーツ探し」の最中で偶発的に決まったり、現在の生活と折り合いをつけていこうとするなかに、頑張って生きているという実践も明らかにしたい。そして、それによりもう一層「自救」の意味を捉えたい。
研究成果報告