2020年2月:朱雀キャンパスWHILL実装実験

文責:川端美季・大谷いづみ
撮影:川端美季

2020年2月18日 立命館大学朱雀キャンパスアクセシビリティ・プロジェクト&立命館大学職員 WHILL実装実験

生存学研究所アクセシビリティ・プロジェクトのメンバーと立命館大学朱雀キャンパス職員の方々で、WHILL体験を通じて、朱雀キャンパスのバリアチェックを行いました。

大学職員の方々にもWHILLに試乗してもらい、車いすならではの移動について体験してもらいました。アクセシビリティ・プロジェクトのメンバーは各自の車いす(ハンドル形電動車いす、電動車いす)を使用しています。

朱雀キャンパス南側(裏口)の屋外のドア。
ここに屋外から入るには、ときには雨風のなかを、ドアを片手で手前に引く必要があります。電動車椅子利用者は上肢や体幹が弱い場合も稀ではなく、風圧にさからってこのドアを開けるのは不可能ですが、職員の方にも非常に難しいことが確認されました。

朱雀キャンパス生協では、車いすに乗ったままモノがとれるかを体験してもらいました。
使用する車いすによっても高さが異なることも再確認されました。

また、どういった点に使いにくさや使いやすさがあるのかをアクセシビリティ・プロジェクト代表の大谷いづみ先生や坂井めぐみさんが説明されています。

写真ではやや見えにくいですが、テーブルの脚の位置が車いすのタイヤに当たっており、車いすに乗ったままテーブルを使用することが難しいことを確認してもらいました。

2020年2月23日立命館大学朱雀キャンパスアクセシビリティ・プロジェクトWHILL実装実験

COVID-19の日本での感染も報じられはじめ、残念ながら、WHILLを用いた公開ワークショップは急遽延期となりました。
せっかくの機会、アクセシビリティ・プロジェクトメンバーでWHILLに乗った実践を行いました。