支援テクノロジー開発

代表者:美馬達哉(先端総合学術研究科 教授)

本プロジェクトは、ダイバーシティ社会を実現するテクノロジーの社会実装を目指して「当事者」とともにデザインの上流から関わるものである。
これまで、美馬により発振操作による動的ネットワークの再組織化や、直流刺激と歩行運動のハイブリッド型リハビリテーション研究などが行われており、今後もネオ・リハビリテーションというコンセプトのもとで、基盤研究(A)(2019-2022年度)を獲得し、支援テクノロジーの基礎研究と応用の両輪で継続発展させている。
さらに、今年度の重点プロジェクトでは、社会実装に大きく踏み出し、大谷による新たなプロジェクトである移動アクセシビリティ・プロジェクトを中心に据える。

移動の自由は、障害者・高齢者等のQOLを担保するひとつの指標である。移動アクセシビリティ・プロジェクトでは、バス、タクシー、電車、飛行機等、種々の公共交通機関における車いす(電動車いすやハンドル形電動車いすを含む)使用者のアクセス権を中心にすえつつ、近未来のパーソナル・モビリティのありようについても文理融合的な未来デザインを企てる。

メンバー一覧

リーダー

  • 美馬 達哉(先端総合学術研究科・教授)

学内教員(専任教員、研究系教員等)

  • 大谷 いづみ(産業社会学部・教授)

専門研究員・研究員

  • 坂井 めぐみ(衣笠総合研究機構・専門研究員)
  • 芝田 純也(衣笠総合研究機構・専門研究員)

大学院生

  • 北島 加奈子(先端総合学術研究科・大学院生)

生存学研究所・客員研究員

  • アンジェリーナ・チン(ポモナ大学歴史学准教授)

その他の学内者(補助研究員、非常勤講師・研究生・研修生等)

  • 川端 美季(産業社会学部・授業担当講師)
  • 安 孝淑(先端総合学術研究科修了生・2018年度学位取得)