障害学国際セミナー 2016 「法的能力(障害者権利条約第12条)と成年後見制度」

掲載日: 2016年08月08日
【日時】 2016年9月22日(木・祝)9:00-17:00
2016年9月23日(金)9:00-12:00
【会場】 立命館大学大阪いばらきキャンパス コロキウム
(立命館いばらきフューチャ―プラザ3階)
【主催】 立命館大学生存学研究センター

※入場は無料ですが、事前申し込みが必要です(一部のみの参加も歓迎)。
 申し込み締め切りは9月15日(木)です。
※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

開催趣旨

障害学国際セミナー2016は、障害者権利条約の核心部分の一つである法的能力に関する第12条と成年後見制度を取り上げます。

日本では、本年4月に同条約が求める方向性を反映しないまま、成年後見制度利用促進法が成立しました。本年6月末に国連に提出された同条約の第1回政府報告にも、「成年後見制度のうち、特に代行型の枠組みである後見類型の運用に当たっては、最良の支援を提供しても、なお法的能力の行使が困難な場合に本人の権利と利益を守るための最終手段として利用されるべきものであり、かつ、代理人が本人に代わって意思決定をする場合にも、法の趣旨に則り、できる限り本人の意思を尊重するよう制度運用の改善を図る必要がある」という記述があります。

こうした課題を持つのは東アジアにおいても日本だけではありません。法的能力と成年後見制度の現状と課題、そして、条約が求める支援付き意思決定の実践例を東アジアにおいて共有することが本セミナーの目的です。

従来の韓国と中国に加えて、初めて台湾からの参加を得て開催する第7回目の障害学国際セミナーへの皆様の積極的なご参加を心よりお願い申し上げます。

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