出生をめぐる倫理研究会 4単著合同合評会
掲載日: 2015年11月05日
日時:2015年12月20日(日)13:30-17:10
会場:キャンパスプラザ京都2階 第1会議室
主催:立命館大学生存学研究センター若手研究者研究力強化型プロジェクト「出生をめぐる倫理研究会」
参加:参加費無料・申し込み不要
※公共交通機関をご利用になりご来場願います。
開催趣旨
本会は「出生をめぐる倫理研究会」のメンバーが執筆した以下の単著4冊の合同合評会です。
- 由井秀樹、『人工授精の近代――戦後の「家族」と医療・技術』(青弓社、2015年)。
- 利光惠子、『出生前診断と受精卵診断――その導入をめぐる争いの現代史』(生活書院、2012年)。
- 山本由美子、『死産児になる――フランスから読み解く 「死にゆく胎児」と生命倫理』(生活書院、2015年)。
- 小門穂、『フランスの生命倫理法――生殖医療の用いられ方』(ナカニシヤ出版、2015年)。
本会は二部構成となります。第一部は日本のトピックとして『人工授精の近代』、『出生前診断と受精卵診断』の著者による解題報告に続き、溝口元氏(立正大学)によるコメント、第二部はフランスのトピックとして『死産児になる』、『フランスの生命倫理法』の著者による解題報告に続き、丸岡高弘氏(南山大学)によるコメントが予定されています。
4冊の著書はそれぞれ重なり合いながらも、独自の論を展開しています。討議を通じ、生殖と医療をめぐる諸議論について、新たな地平を切り開いていくことを目指します。
プログラム
13:30〜13:35 | 開会の挨拶 松原洋子(立命館大学 教授) |
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13:35〜14:05 | 『人工授精の近代』解題 由井秀樹(立命館大学 専門研究員) |
14:05〜14:35 | 『出生前診断と受精卵診断』解題 利光惠子(立命館大学 客員研究員) |
14:35〜14:55 | コメント 溝口元(立正大学 教授) |
14:55〜15:15 | ディスカッション |
15:15〜15:30 | 休憩 |
15:30〜16:00 | 『死産児になる』解題 山本由美子(大阪府立大学 講師) |
16:00〜16:30 | 『フランスの生命倫理法』解題 小門穂(大阪大学 特任助教) |
16:30〜16:50 | コメント 丸岡高弘(南山大学 教授) |
16:50〜17:10 | ディスカッション |
【お問い合わせ先】
立命館大学生存学研究センター事務局
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp