ワークショップ「記録と記憶、記憶の共同体へ―カタストロフィー/トラウマをめぐる視聴覚表現の可能性」

掲載日: 2015年07月13日

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日時
2015年7月21日(火)17:00-20:00
会場
立命館大学衣笠キャンパス 学而館2階第3研究会室
主催
立命館大学2015 年度研究の国際化推進プログラム(前期)「メキシコにおけるポスト・フクシマ表象の現代的意義」
共催
立命館大学生存学研究センター
参加
参加費無料・申し込み不要

※駐車場・駐輪場がありませんので、公共交通機関をご利用になりご来場願います。

開催趣旨

 2011年3月の東日本大震災の映像記録、とりわけツナミと東京電力福島第一発電所の爆発事故にかかわる記録は、直接の当事者や関係者にとどまらず、広く現代世界の「グローバルな文化的記憶」に、カタストロフィの表象を強烈に刻み込んだ。本国際ワークショップでは、メキシコ合衆国、イダルゴ州立自治大学、インスティスート・デ・アルテス視覚芸術領域、主任研究教授であり、国立芸術院・造形芸術研究記録情報センターで研究発表を行う横井川美貴博士を招聘し、カタストロフィーやトラウマの「記憶」を同時代的に分有する、また時空間を超えて継承していくために視聴覚表現が人びとの共感や想像力に働きかける力の功罪を問う。カタストロフィーやトラウマの記録と記憶の可能な相互変換とその継承をになう共同性を切り開くにあたりアートはどのように機能しているのか。フクシマ、ヒロシマ、メキシコのカタストロフィーの記憶を架橋しつつ考える。横井川博士の講演の後に、ラウンドテーブルの形式で参加者と討論をおこなう。

プログラム

17:00〜18:30 講演 横井川美貴(メキシコ・イダルゴ州立自治大学主任研究教授)
18:45〜19:45 ラウンド・テーブル
19:45〜20:00 質疑応答

お問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp