第3回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」:社会と臨床のつなぎ

掲載日: 2015年01月30日

日時:2015年3月14日(土)13:00〜18:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス 学而館2階 第3研究会室
主催:立命館大学生存学研究センター
共催:立命館大学人間科学研究所「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究(基礎研究チーム)」
参加費無料、申し込み不要

企画趣旨

「精神分析と倫理」研究会の第三回は、「発達障害」の問題の周辺で、「社会」と「臨床」のつなぎ目を考えなおすことを目指し、二つの発表を行う。渋谷亮氏(教育思想史)は、日本における障害児童の福祉の歴史を検討しつつ、哲学・倫理学的視点から考察を深める。塩飽耕規氏(臨床心理)は、発達障害児の臨床場面における観察をもとに、精神分析・現象学的視野にもとづいて社会との接点を考察する。それぞれの報告に、コメンテーターとして、河野一紀氏(臨床心理)、小倉拓也氏(哲学)の両氏を迎え、議論の射程をさらに広げる。

プログラム

13:00-13:05 開会
(司会:松本卓也・自治医科大学/精神科医)
13:05-14:45 第一部
研究報告①:「発達障害の戦後史―世界、回路、もつれ」
渋谷亮(成安造形大学講師/教育思想史)
コメント :河野一紀(滋賀大学特任講師/臨床心理士)
15:00-16:40 第二部
研究報告② 「自閉症児の〈身体地理〉」
塩飽耕規(NPO法人 性犯罪加害者の処遇制度を考える会/臨床心理士・哲学)
コメント :小倉拓也(日本学術振興会・明治大学/哲学)
17:00-18:00 論集に向けての討論
(説明:牧瀬英幹・大西精神衛生研究所付属大西病院)

お問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-465-8475 FAX:075-465-8245
E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

本企画は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究」プロジェクトの一環としておこなわれるものです。