ブルーナーと人間をみる眼 ナラティヴと質的研究会 第7回(古典を学ぼう1)

掲載日: 2014年12月02日

開催趣旨

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 今秋99歳を迎える現在も、NYU-LAW SCHOOlの教壇に立つDr.
Jerome Bruner。

 アメリカ心理学会を中心として常に時代の趨勢を読みながら、心理学界を牽引する重要な仕事を残して来た。ニュールック、認知革命、比較文化心理学、乳幼児言語獲得研究・・。

 学問の領域を超えた世界中の同僚や学生たちとの絶えざる、そして惜しみない対話を通して、彼の心理学は留まることなく漸進してきた。1980年代以降の仕事は、Narrative Psychology, CulturalPsychologyの嚆矢として位置づけられ、今日に至るまでその仕事は一定の評価を受けて来た。 その一方で、我が国におけるBrunerの仕事の受容と評価は、優れた紹介者の仕事をもちながらも、欧米におけるそれと比べると、決して高いとは言えない。

 本研究会では、「Jerome Bruner と人間を観る眼」という主題を立ち上げ、参加された皆様と共に、彼の学究の気風を味わうことに挑戦してみたい。 その過程で、例えば、彼が“Acts of Meaning”や“Narrative”という概念に込めた心理学的探究の新たな射程、ないし可能性を垣間みることができれば幸いである。

  • 日時:2014年12月13日(土)14:00-18:00(開場13:30)
  • 会場:立命館大学衣笠キャンパス 創思館303・304
    ※駐車場・駐輪場がありませんので、公共交通機関をご利用になりご来場願います。

プログラム

13:30- 開場

第一部

14:00-14:30 研究会趣旨とブルーナーの紹介(やまだ)
14:30-15:10 講演1(横山)
15:10-15:50 討論
15:50-16:20 休憩(茶話会)

第二部

16:20-17:00 講演2(横山)
17:00-18:00 討論

  • 主催:立命館大学生存学研究センター 「生存のナラティヴと質的研究会」
  • 共催:日本心理学会ナラティヴと質的研究会・日本発達心理学会ナラティヴと質的研究分科会
  • 参加:参加費無料・申し込み不要
  • 講演者:横山草介(青山学院大学)
  • 企画:やまだようこ(立命館大学)、浦田 悠(大阪大学)
  • 司会:浦田 悠(大阪大学)

講演概要・問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp