【募集は終了しました】2014年度国際コンファレンス「カタストロフィと正義」忍び寄るカタストロフィ―その多様性と遍在性―

掲載日: 2014年11月20日

Silent, Invisible, Slow Moving Catastrophes: Global Warming, Pandemics, Corruption, Inequality, Mental Illness

2015年3月23日(月)・24日(火)・25日(水)
立命館大学 衣笠キャンパス
創思館 カンファレンスルーム

報告者募集

通常、カタストロフィは突然、特定の場所と時間に降りかかってくるものだと受け止められている。しかしカタストロフィには、別の形態、より正確には別の側面がある。それは、実際にカタストロフィが起きてから見えてくる問題である。すなわちそれは、普段は可視化されておらず、問題の深刻さに事後的に気づく問題であったり、徐々にカタストロフィが迫ってくるがゆえに、逆に事前に対策が打たれることなく、その結果事態がより深刻化する問題であったりする。地球温暖化や地球規模で広がる格差、政治の腐敗、パンデミック、精神疾患、人口のアンバランス等が、カタストロフィのそうした別の形態ないし側面である。今年度のカンファレンスでは、そうした多様かつ遍在する慢性化したカタストロフィが正義の問題とどのように関わるのかに迫る。

上記テーマに関連する研究報告を、広く募集します。

【応募要項】

報告題目と報告要旨(日本語の場合:800字〜1,200字、英語の場合:約400 words)を電子ファイル(ワードファイルかPDF)で次のアカウントに送ってください

justiceandcatastrophe@gmail.com

【締切日】

2015年1月7日(水)厳守
(※採択の可否については、2015年1月19日(月)までにお知らせする予定です。なお、大学院生とポスドクフェローおよびそれに相当する立場にある方を優先いたします。)

【報告時間】

報告時間20分+討論時間10分(予定)

【使用言語】

日本語と英語(質疑応答のみ同時通訳者あり)。
(※報告原稿を期日(3月上旬頃)までに提出していただきますが、日本語で用意していただいて結構です)

【出版】

一部の報告原稿は、『立命館言語文化研究』に掲載されます
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/kiyou.html

【招待報告者】

T.K. Aladjem (Harvard University), P.-H. Castel ( CNRS, Paris), S. Caney (Oxford University), F. Keck, (CNRS, Paris), E. Uslaner (University of Maryland), 大澤真幸(京都造形芸術大学), 佐野亘(京都大学), 松元雅和(関西大学), 清水和巳(早稲田大学)

【世話人】

Paul Dumouchel(立命館大学大学院先端総合学術研究科・教授), 井上彰 (立命館大学大学院先端総合学術研究科・准教授), 後藤玲子 (一橋大学経済研究所・教授)