むつき庵10周年記念企画実行委員会主催公開企画「老いを支える技法」

掲載日: 2014年01月24日

企画趣旨

排泄用具の情報館「むつき庵」は、2003年11月27日にオープンしました。排泄ケアを暮らし全体という広い視点で捉え、そのための相談場所がむつき庵ですから、私たちは福祉用具やおむつ類をわかりやすくお見せするということを主眼におきました。民家を借りて改装し、展示にもこだわりました。あれから10年がたちました。
その間、おむつフィッター研修を行い、排泄ケアのスペシャリストを養成し、3,500人もの方々が受講してくださいました。多くの方々との出会いに支えられ、それが私たちの大きな財産となっています。10周年という節目に、「(私の、あなたの)老いを支える」という視点で、ともに学び合い、語り合いたいと思います。ケアに関心が有る方、はもちろん、無い方も、できることなら是非お越しくださいますように。ここから始まる何かに期待をして。

はいせつ総合研究所 むつき庵
代表 浜田きよ子

※本企画は事前申込が必要です。詳細は以下のむつき庵のホームページをご参照の上、むつき庵まで事前に申込ください。申込の締切は2014年1月末日になっています(→2014年2月末日まで延長しました!)。どうぞよろしくお願い致します。
むつき庵のホームページ

イベント概要

日時 2014年3月15日・16日(土・日)
会場 立命館大学朱雀キャンパス 5階大ホール
資料費 事前申込/15・16日共通1日800円、両日1,500円 (定員両日とも470名)
共催 (株)はいせつ総合研究所 むつき庵、立命館大学生存学研究センター、立命館大学人間科学研究所、むつき庵10周年企画実行委員会
後援 認知症介護研究会、(財)京都新聞社会福祉事業団、京都府老人福祉施設協議会、バリアフリー展事務局(予定)

私たちは特別賛助会員として、(株)はいせつ総合研究所の活動を応援しています(五十音順)
(株)旭化成せんい  ケアショップハル  四国段ボール(株)  東レ・オペロンテックス(株) 日商岩井紙パルプ(株) (株)日本触媒 ハビックス(株) 福助工業(株)  (株)マルカワ 丸紅(株) 三菱商事(株)関西支社 三菱製紙販売(株)  MORESCO(株) レンゴー(株)松山工場

プログラム

第1部「第4回むつき庵はいせつケア実践報告会」

3月15日(土):開演9時30分〜17時00分(開場9時00分)

09:30- 開演
挨拶 浜田きよ子(はいせつ総合研究所 むつき庵 代表)
天田城介(立命館大学大学院先端総合学術研究科 准教授)
10:05- 発表はいせつケア賞エントリー事例発表 3報告
11:00- 講演 市川晋一(泌尿器科医 秋田県仙北市西明寺診療所 所長)
12:00-13:00 昼食休憩
13:00- 発表 はいせつケア賞エントリー事例発表 5報告
14:30- 表彰式 はいせつケア大賞 はいせつケア特別賞
各賞 授与
15:30- 講演 鷲田清一(大谷大学教授、せんだいメディアテーク館長、前大阪大学総長)
16:30- 「おむつのファッションショー」
★さまざまなおむつ類の紹介 ★はきたいおむつコレクション
17:00 終演

★10周年祝賀パーティー★

3月15日開催

会場:「TAWAWA」立命館大学朱雀キャンパス7階
時間:18:00〜20:00(予定)
会費:3,500円
歌あり、手品あり、コントあり。盛りだくさんの内容です!
※事前のお申込みが必要です。

  • 市川晋一氏のプロフィール
    泌尿器科専門医として30年間、地域医療現場で高齢者や要介護者の診断に従事。読売新聞秋田版に連載中。
  • 鷲田清一氏のプロフィール
    大阪大総長を経て大谷大学教授。現象学・身体論の視点からや要介護者の診断に従事。読売新聞秋田版に連載中。

第2部 「老いを支える技法」

3月16日(日):開演9時30分〜17時00分(開場9時00分)

09:30- 開演
挨拶 天田城介(立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授)
浜田きよ子(はいせつ総合研究所 むつき庵 代表)
10:00- 講演 春日キスヨ(臨床社会学者、高齢社会をよくする女性の会・広島 代表)
11:00- 講演 吉宗誠(有歩道統括管理者)
12:00-13:00 昼食休憩
13:00- パネルディスカッション
テーマ「地域で老いを支える」
パネリスト 春日キスヨ
パネリスト 吉宗誠
パネリスト 山田尋志(地域密着型総合ケアセンターきたおおじ代表)
パネリスト 浜田きよ子
司会 天田城介
16:00- 「おむつのファッションショー」
★さまざまなおむつ類の紹介 ★はきたいおむつコレクション
16:30 閉会の辞 浜田きよ子
  • 春日キスヨ氏のプロフィール
    福祉学・社会学を専門とし、家族の問題を長年調査・研究。『介護とジェンダー 男が看とる 女が看とる』で1998年山川菊栄賞を受賞。
  • 吉宗誠氏のプロフィール
    社会福祉法人で経験を積み、2008年下関市本町で介護事業を開始、制度の壁を越えた大きな夢の実現を目指している。

問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

本企画は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究」の研究成果を広く社会へ発信するものです。