『風呂と愛国』―「清潔な国民」はいかに生まれたか 刊行記念トークイベント
川端美季先生×森貴史先生 NHK出版 2024年10月刊行
対談者:川端美季准教授(立命館大学 衣笠総合研究機構 生存学研究所)
森貴史教授(関西大学 文学部)
日時:2024年12月16日(月曜日)16時30分~17時30分
(延長の場合、最大18時、途中入退出可)
会場:立命館大学衣笠キャンパス 存心館ブックセンター ふらっと
(衣笠キャンパス内マップ:https://www.ritsumei.ac.jp/campusmap/kinugasa/)
開催形式:対面(参加無料・申込不要 当日会場へお越しください)
主催:立命館生協ブックセンターふらっと
本書・イベント紹介
日本人らしさとしても語られがちな「毎日風呂に入るのが当たり前」という意識。
私たちが無意識に内面化しているこの感覚は、いったいどこからきたのか?
西洋人が見た江戸の庶民の入浴習慣から「日本人は風呂好き」言説のルーツ、風呂を通して見えてくる、衛生と統治をめぐる知られざる日本近代史!
森貴史先生の『ドイツの自然療法』(平凡社新書)~水治療法、菜食や断食といった食餌療法、日光浴、スウェーデン体操など、19世紀以降に広まったドイツの自然療法~も一緒に取り上げてお話しいただきます。
対談者プロフィール
川端美季先生プロフィール
1980年神奈川県生まれ。立命館大学衣笠総合研究機構生存学研究所特別招聘准教授。
専門は公衆衛生史。立命館大学先端総合学術研究科修了。
著書に『近代日本の公衆浴場運動』(法政大学出版局)、共編著に『障害学国際セミナー2012――日本と韓国における障害と病をめぐる議論』(生活書院)がある。
森貴史先生プロフィール
森 貴史:1970年、大阪府生まれ。Dr. phil.(ベルリン・フンボルト大学)。
現在、関西大学文学部(文化共生学専修)教授。著書に、『〈現場〉のアイドル文化論――大学教授、ハロプロアイドルに逢いにゆく。』(関西大学出版部)、『裸のヘッセ――ドイツ生活改革運動と芸術家たち』(法政大学出版局)、『踊る裸体生活――ドイツ健康身体論とナチスの文化史』(勉誠出版)、監訳にミヒャエル・H. カーター『SS先史遺産研究所アーネンエルベ――ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』(ヒカルランド)などがある。
お問い合わせ先
立命館生活協同組合 ブックセンターふらっと
店長 篠原 紀子
TEL:075-465-8288
Mail:shinohara@ritsco-op.jp