2024年度 東日本・家族応援プロジェクト+(プラス)シンポジウム
震災を語り継ぐーコンセントの向こう側

掲載日: 2024年11月14日

【日 時】2024. 12.8【日】
 13:00-16:20  (開場12:45)
【会 場】立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)C棟2階271教室
会場収容人数:30名まで
 ※ハイブリッド、発表する院生、講演者は会場より発言します。
【共催】立命館大学大学院人間科学研究科/生存学研究所

 併せて、大阪いばらきキャンパス(OIC)ライブラリー展示室では中筋氏の写真展「コンセントの向こう側~無人化した街々の静かなメッセージ~」が開催されます(2024年12月8日~2025年1月5日)。この機会にぜひご覧ください。

趣旨

 2011年3月11日の東日本大震災発災から13年余り。復興の名の下で作られた新しい街の風景が記憶に上書きされ、原発事故があった地では、復興の終わりの見えない日々が今も続いています。また、「3・11を知らない人たち」への、震災から学んだ教訓の継承が重要な課題となっています。本プロジェクトでは、福島とその周辺を中心に災害と人間について考える現地フィールドワークを行い、今年度も多くの方々に「小さな物語」をお聞きするとともに、震災の記憶を後世に伝えようと造られた施設を数か所訪れました。シンポジウムでは、その一つ「おれたちの伝承館」館長で写真家の中筋純氏に「写真が持つ記録性の力~13年たった今、災厄をどう伝えるか~」と題してご講演いただきます。また、現地を訪れた院生の報告、高校生たちの活動報告、さまざまな立場から「語り継ぐ」ための活動を展開している方がたにもご発言いただきます。

プログラム

13:00 開会
 研究科長あいさつ   矢藤優子(立命館大学大学院人間科学研究科長)
 プロジェクト概要と企画趣旨 村本 邦子(プロジェクトリーダー/人間科学研究科 教授)
第1部 活動と学びの報告
   進行: 村本 邦子
  ・院生報告 2024年度プロジェクト概要の紹介
   人間科学研究科博士課程プロジェクトメンバー
  ・高校生たちの活動報告(ビデオでの報告)
   自由の森学園高等学校選択講座「東北と復興」メンバーの高校生と
    内田 一樹氏(立命館大学大学院人間科学研究科博士後期課程、自由の森学園中学高等学校 社会科教諭)
14:30 第2部 講演 「写真が持つ記録性の力~13年たった今、災厄をどう伝えるか~」
   進行:参加院生メンバー
   講師:中筋 純 氏 (おれたちの伝承館館長・写真家)
15:40 第3部 「語り継ぐ」ためのさまざまな活動
   進行:参加院生メンバー
   ・現地の皆様からの報告
    福島県 白河市 小磯 厚子氏
        (NPO法人しらかわ市民活動支援会 おひさまひろば 副代表)
    宮城県 多賀城市 丸山 隆氏
        (多賀城市教育委員会生涯学習課 副主幹)
        多賀城市 黒川 恵子氏 (おおぞら保育園 園長)
        仙台市 加藤 恵子氏 (みやぎ民話の会会員)
   交流会   全体の意見交換

参加申し込み

  • メールからejfspj2011@gmail.com
    *件名「2024シンポジウム参加」
    *本文に以下①~⑤をご記入願います。
    ①お名前 
    ②メールアドレス
    ③属性(学生、院生、会社員等など)
    ④参加形式 対面またはオンライン 
    ⑤お住まいの都道府県名
    ⑥緊急時の連絡先
  • QRコードから

締切:12月1日(日)

関連企画

中筋 純 写真展
コンセントの向こう側 ~無人化した街々の静かなメッセージ~
【会 期】2024年12月8日(日)~2025年1月5日(日)
【会 場】OICライブラリー展示室
 一般の方にも御覧頂けます。
※会期中の図書館開館日程はこちらから⇒

問い合わせ先

東日本・家族応援プロジェクト+(プラス)事務局 ejfspj2011@gmail.com