生存学研究センター プロジェクト A-1 生存の現代史 特別講義「生存/社会の現代史」
掲載日: 2013年11月26日
生存学の研究対象は人びとの生に応じて多様であり、それに迫るアプローチも多様である。こういった「生存」をめぐる多様なアプローチについて、生存学研究センターでは「特別講義」をおこなってきた。
今回は、プロジェクト A-1 生存の現代史の視点から、「生命」と「子ども」をめぐる歴史的なアプローチを通じて、生存と社会の関係について考える機会とする。またこれは、医療においては「生命」が、教育においては「子ども」が、社会(制度)の編成とともに包摂と排除の連関に飲み込まれてきた現代史を読み解く試みでもある。
日時 | 2013年12月21日(土) 13:30〜 |
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会場 | 立命館大学衣笠キャンパス 創思館403/404 |
主催 | 立命館大学生存学研究センター、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連携型研究」社会的包摂と支援に関する基礎的研究チーム |
共催 | 立命館大学人間科学研究所 |
参加 | 事前申し込み不要・参加費無料 |
プログラム
13:15 | 開場 |
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13:30 | 開会・趣旨説明 渡辺克典(生存学研究センター) |
13:40 | 報告 「生存と生命倫理」皆吉淳平(慶應義塾大学他) |
14:30 | 質疑応答 |
14:50 | 休憩 |
15:00 | 報告 「「子ども」語りを問い直す」元森絵里子(明治学院大学) |
15:50 | 質疑応答 |
16:10 | 全体討議 |
16:40 | 閉会 |
概要
第1報告では、「生存の科学」としてのバイオエシックスに関して、日本での受容について報告を踏まえて、生命倫理における「社会」について考える視点について理解を深める。
第2報告においては、学校や教育といった制度のなかで生きる「子ども」と「社会」を語る図式(=「子ども」語り)の歴史についての報告を踏まえて、「子ども」の生とそれを取り巻く「社会」について議論をおこなう。
問い合わせ先
立命館大学生存学研究センター事務局
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。
本企画は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究」の研究成果を広く社会へ発信するものです。