目の前のアフリカ 第1回「もうひとつの使い捨て文化―古着のゆくえ」「日本の若者はなぜアフリカを目指すのか?」

掲載日: 2013年05月10日

イベントチラシ

日時:2013年5月17日(金)17:00〜19:00
主催:生存学研究センター
会場:立命館大学衣笠キャンパス アカデメイア立命21 2階 ミュージアム会議室
参加:参加費無料・申し込み不要

プログラム

17:00〜18:20 セミナー

司会者:
西成彦(生存学研究センター長、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)
登壇者:
小川さやか(立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授)
斉藤龍一郎(NPO法人アフリカ日本協議会事務局長、立命館大学衣笠総合研究機構客員教授)
18:20〜19:00 フリーディスカッション

企画趣旨

全地球規模で「障老病異」を観察と考察の対象に据えるには、欧米や東アジアとの連携以外に、途上国をまなざす視点を研ぎ澄ますことが同じくたいせつだ。そこで、今後、月例で開催するアフリカ・セミナーの第1回では、アフリカをよく知るお二人のお話から、流れ着き、流れ行く人(若者)とモノ(古着)を通じてアフリカの現在に接近しよう。

先進諸国で大量消費・廃棄された衣類は、「リサイクル」や「社会貢献・支援」を旗印にアフリカ諸国へ輸出される。古着は現地の衣類産業に壊滅的な打撃を与えながら、人びとの衣料品に対する必要性と願望を満たす不可欠な商品として浸透した。アフリカへたどり着いた古着が現地で生み出している「もうひとつの使い捨て文化」は、私たちの「使い捨て文化」を浮かび上がらせる。こうした時代に、古着とは別のルートで日本の若者がアフリカに向っている。古着と若者が、それぞれ別の仕方でアフリカで生み出す現実の関係を探ってみたい。

アフリカを目と鼻の先まで近づけてみよう

お問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-465-8475 FAX:075-465-8245
E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。