研究会企画 生殖と法――二宮周平先生をお迎えして
掲載日: 2013年01月22日
日時:2013年2月6日(水)開場13:30〜
会場:立命館大学衣笠キャンパス創思館 401・402
参加:参加費無料、事前申し込み不要
プログラム
13:30 | 開場 |
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14:00 | 開会挨拶 企画趣旨説明 (松原洋子) |
14:15 | 二宮周平先生ご講演 |
15:15〜30 | 休憩 |
15:30〜 | 質疑応答(指定質問者:吉田一史美、由井秀樹) |
16:30〜45 | 休憩 |
16:45〜 | フリーディスカッション |
17:30 | 閉会挨拶(堀田義太郎) |
企画趣旨
生存学研究センター若手研究者研究力強化型プロジェクト「出生をめぐる倫理」研究会では、2月6日に本学法学部教授の二宮周平先生を講師としてお迎えして公開研究会企画を開催する。
二宮先生は家族と法、ジェンダーと法、そして新しい生殖技術に対する法的規制のあり方に関する第一人者であり、当日は「生殖と法」を広く主題としてご講演をいただき、最新の事例も含めて活発な議論を行いたい。
講演タイトル
生殖補助医療と法――家族形成の希望と子の利益
講演要旨
日本の生殖補助医療規制の現状を批判的に検討し、何よりも子の出自を知る権利を確保し、精子・卵子・胚の提供者、代理母と子、養育親がオープンに交流できる関係性を作ることを、技術利用の調整点とすることを考えたい。また性別違和のFtoM当事者が女性と婚姻し、第三者から精子提供を受けて妻が懐胎・出産した事案に関して、法務省や裁判所の判断を紹介し、生殖補助医療が旧来の家族観を維持するために活用されている現状も明らかにしたい。
主催
立命館大学生存学研究センター
お問い合せ先
立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL: 075-465-8475 FAX:075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。