災/生――大震災の生存学

掲載日: 2012年12月06日

企画趣旨

「災/生――大震災の生存学」チラシ ダウンロード(PDF, 2.14MB)1995年の阪神・淡路大震災から16年後、東日本大震災が起きました。大震災では、数多くの「死」とともに、それに抗する「生の技法」があらわになります。震災における「生」は、自然と社会のはざまにある人びとの生の過程そのものであり、また同時に災厄の中で生きる知恵や技法が創出される現場でもあります。

本シンポジウムでは、大震災における外国人と障害者をめぐる研究を通じて、マイノリティとして生きる人びとの生の過程や、「障害」や「病い」をもつ人びとがつくりあげる生の技法について考えていきたいと思います。

日時 2013年1月14日(月・祝) 10:00〜16:45(開場9:40〜)
会場 立命館大学衣笠キャンパス創思館1階カンファレンスルーム(アクセスマップキャンパスマップ
主催 立命館大学生存学研究センター
参加 参加無料・要事前申し込み(定員100名)、1月9日付記:当日参加可能

チラシダウンロード(PDF版、2.14MB)

プログラム

10:00〜10:10 開会挨拶
10:10〜12:00 (1)災/外:災厄は移住者たちに何をもたらしたか

  • 災害ユートピアと外国人――石巻在住外国籍住民のアンケート調査を中心に  郭基煥(東北学院大学)
  • 3.11から考える在日ブラジル人の災/生  アンジェロ・イシ(武蔵大学)

ディスカッサント:石田智恵(立命館大学)
司会:小泉義之(立命館大学)

13:00〜14:15 (2)特別講演

  • 社会的排除を超えて――生存のための身振り  栗原彬(立命館大学)

司会:天田城介(立命館大学)

14:30〜16:45 (3)震災における障害者の「生」

  • 「復旧」・「復興」からはなれた場所で――東日本大震災と障害をもつ人の「生」  土屋葉(愛知大学)
  • 被災障害者支援の復興市民活動――阪神大震災・東日本大震災における障害者の生とその支援  佐藤惠(法政大学)
  • 阪神淡路大震災における障害者支援――90年代前半の神戸の障害者運動にかかわった経験から  野崎泰伸(立命館大学)

司会:立岩真也(立命館大学)

事前申し込み先

「事前参加申し込み」は、メール、電話、FAXにて受け付けております。
(1月8日(火)まで。なお、定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
※ 1月9日付記:残席がありますので、当日参加も可能です。直接、会場へお越しください。

メールでの事前参加申し込みについて
件名を「01/14 災/生:大震災の生存学参加申し込み」とし、メール本文に

  1. 1)ご氏名
  2. 2)ご所属
  3. 3)ご連絡先(メールアドレス・お電話番号)
  4. 4)参加に関しての必要事項:車椅子スペース・介助者同伴・その他

をご記入の上、arsvi311@gmail.com(渡辺克典宛)までご送信ください。
返信をもって受付完了となりますので、ご確認をお願いいたします。

電話・FAXでのお申込みは、上記の内容を生存学研究センター事務局までお伝えください。
電話:075-465-8475 FAX:075-465-8245

お問い合わせ

立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577京都市北区等持院北町56-1
Tel:075-465-8475
Fax :075-465-8245
E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

※ 駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。