刊行物『生存学研究センター報告書 [18]』をアップしました。

掲載日: 2012年06月19日

*東北で震災が、原発事故が起こってしまった。この災厄に障害者や患者たちはどう生き延びたのか。とりわけ、普段電気を得つつ生存のための機械を動かす在宅患者にとって、計画停電による影響はどうだったのか。このようなことが、ほとんど報じられてこなかった。
震災が起こって半年、福島や千葉の患者と京都の患者とが協力しシンポジウムを行った。本書はそのシンポジウム報告集でもある。
他に、イラストで図解してある停電のときのための介助マニュアル、シンポジストのその後の様子を追ったエッセイ、医療機器を使う患者の実態調査論文など、内容盛りだくさん。まずは、本書をお読みになって事態を知ってください。