国際シンポジウム「病いの経験と語り:分析手法としてのナラティヴアプローチの可能性」
この企画は事前申し込みが必要です。下記をお読みになり申し込みをお願いします。
企画趣旨
カナダ・カルガリー大学のアーサー・フランク(Arthur W. Frank)先生をお迎えして公開シンポジウムを行います。フランク先生は
- 『からだの知恵に聴く──人間尊重の医療を求めて』(日本教文社)
- 『傷ついた物語の語り手──身体・病い・倫理──』(ゆみる出版)
の訳書やその他多くの著作で知られ、ポストモダン的人間観に基づく医療社会学を切り開いてきた存在であり、今なお第一人者です。この8月にご自身三度目となられる来日の機会に公開シンポジウムを行いたいと思います。今回はフランク先生ご自身に分析方法としてのナラティヴについてご講演いただき、ついで3人の大学院生による研究発表を行います。
暑い夏。京都でナラティヴについて考える一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
アーサー・フランク(Arthur W. Frank)先生経歴
プリンストン大学、ペンシルヴァニア大学で学び、イェール大学にて社会学の博士号(Ph.D)を取得。現在、カルガリー大学社会学部教授。専門は医療社会学。
日時 | 2011年8月28日(日) 13:30〜16:30(開場受付開始13:00) |
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会場 | 立命館大学衣笠キャンパス 創思館1階 カンファレンスルーム 京都市北区等持院北町56-1(アクセスマップ・キャンパスマップ) |
主催 | 立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点、立命館大学生存学研究センター |
共催 | 立命館大学人間科学研究所、立命館大学大学院先端総合学術研究科 入場無料(定員130名)、事前申込要 |
プログラム
13:30〜13:40 | 開会のごあいさつ 立岩真也(立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点リーダー、立命館大学先端総合学術研究科教授) |
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13:40〜15:10 | 基調講演 Arthur W. Frank(カルガリー大学社会学部教授) “Holding One's Own as an Art of Living: Reflections on Companion Stories and Narrative Analysis” 通訳:有馬斉(東京大学医学系研究科特任助教) |
15:20〜16:20 | シンポジウム 話題提供者
指定討論者
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16:20〜16:30 | 閉会のごあいさつ 松原洋子(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授) |
司会:基調講演=日高友郎(立命館大学文学研究科)・シンポジウム=福田茉莉(岡山大学社会文化科学研究科)
講演は英語で行われますが通訳がつきます。シンポジウムの発表は日本語で行われます。
- ※電子メールにて、件名を「アーサー・フランク国際シンポジウム申込み」とし、本文に「ご氏名・ご所属等・ご連絡先(E-mailアドレス)をご記入の上、ars-vive@st.ritsumei.ac.jpまで送信してください。
- ※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい。
本企画は、平成23年度において、厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)と文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「大学を模擬社会空間とした自立支援のための持続的対人援助モデルの構築」プロジェクトの研究成果として、広く社会に発信するものです。
お申込み先・お問い合わせ先
立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577京都市北区等持院北町56-1
Email:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
TEL:075-465-8475 FAX :075-465-8245