車いすの移動アクセシビリティ シンポジウム&ワークショップ ※開催延期となりました

掲載日: 2020年02月18日

※新型コロナウィルス感染症の情勢を鑑み、本シンポジウムの開催は延期とさせていただきます。(代替開催日未定)

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日時: 2020年2月23日(日) 10時から16時(開場:9時30分)
場所: 立命館大学 朱雀キャンパス1階多目的室
主催: 立命館大学生存学研究所
参加: 無料(参加申し込み不要)

※会場の近くに駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
※情報アクセス保障(手話通訳・文字通訳)については、2月13日(木)までにご連絡をお願いいたします。

企画趣旨

【シンポジウム】

誰でも自由にどこへでも行ける。この社会は果たしてそれが実現されている社会でしょうか。移動の自由は、障害者・高齢者等のQOL(生活の質)を担保するひとつの指標といえます。この移動アクセシビリティ・プロジェクトでは、バス、タクシー、電車、飛行機等、種々の公共交通機関における車いす(電動車いすやハンドル形電動車いすを含む)使用者のアクセシビリティを中心にすえ、近未来のパーソナル・モビリティのありようについても文理融合的な未来デザインを企図しています。
このシンポジウムでは、「移動の自由、行きたい場所へのアクセスへの自由は誰もが差別されることなく、保障されるべきもの」という視点にたちながら、今回はとくに飛行機での移動を糸口に、多様な移動ツールを持つシンポジストの皆さんにそれぞれの実践や移動に関する問題点についてお話しいただきます。それらを通して見えたいまの社会のありかたを再考します。

シンポジスト

  • 木島英登(バリアフリー研究所)
  • 増田英明(一般社団法人日本ALS協会/日本ALS協会近畿ブロック/特定非営利活動法人ある)
  • 大谷いづみ(立命館大学産業社会学部教授/生存学研究所副所長)

司会:川端美季(立命館大学先端総合学術研究科研究指導助手/生存学研究所プロジェクト・マネージャー)
挨拶:立岩真也(立命館大学先端総合学術研究科教授/生存学研究所所長)

【ワークショップ】

趣旨

近い未来、車いすは誰もが乗るものになるかもしれない。
車いす利用者でもそうでなくてもWHILLの車いすにのってみよう。
車いすにのったことのない人は、のってみる。
電動車いすにのったことがなくて、WHILLにのれる人はのってみる。
車いすWHILLにのって何ができて何ができないか、大学のなかを探検してみよう。

WHILL(次世代型電動車椅子・パーソナルモビリティ)

内容

当日、ワークショップに参加される方には、実際にWHILLの操作方法をある程度習得した後に、大学キャンパス内や大学近辺を移動してWHILLと車いすのアクセシビリティを体感していただきます。
会場にもどり、参加者間で体験を共有する機会をもつ予定です。

プログラム

10:00-13:00 シンポジウム

10:00-10:05 立岩真也生存学所長挨拶
10:05-10:35 木島英登さん講演
10:35-11:15 増田英明さん講演
11:15-11:45 大谷いづみさん講演
11:45-12:00 休憩
12:00-13:00 ディスカッション
13:00-14:00 休憩

14:00-16:00 WHILLワークショップ

14:00-14:30 WHILL説明
14:30-15:20 大学・大学近辺移動実践
15:20-16:00 フィードバック・ディスカッション

お問合せ先

立命館大学生存学研究所事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
電話:075-465-8475 (平日9:00~17:30)
Fax:075-465-8245
Email:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp