安楽死のリアル 一つではない「良い死」
掲載日: 2018年12月14日
日時: | 2019年2月2日(土)午後2時30分〜 |
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会場: | 立命館大学 朱雀キャンパス 5階 大講義室 アクセス |
主催:
後援: |
立命館大学 生存学研究センター
立命館大学 先端総合学術研究科 |
*参加費無料・当日参加可能です
*資料準備などの都合上、可能な限り、参加される方は下記メールアドレスに事前にお名前と人数をご一報ください。
*情報アクセス保障(手話など)については、1月20日までにご連絡ください。
企画趣旨
人生の最期に「安らかに」かつ「楽に」死ぬことが安楽死であると言えるならどれほど簡単なことだろうか?
一人ひとりの生存が互いに違っているように、一人ひとりの安らかさも楽さも「良い死」も違った顔をもっている。それだけでも十分に問題は複雑だ。さらに、安楽死は一人での個人的な死ではあり得ず、かつて「安死術」や「慈悲殺」とも呼ばれたとおり、医療者や周囲の人びととの関わり合いの中で作られる「社会的な死」でもある。
安楽死直前の家族団らんでの晩餐、ターミナル患者の安楽死ツーリズム、うつ症状と自傷で苦しむ精神障害者の安楽死、安楽死を選ばなかったことを喜ぶ癌サバイバーなど、スイス、オランダ、ベルギー、スペイン、米国、日本での取材を重ねてきたジャーナリストの宮下洋一さんを迎え、安楽死・尊厳死・自殺幇助の現状と課題を徹底討論。
登壇する人びと
- 宮下洋一:ジャーナリスト、バルセロナ在住。ウエスト・バージニア州立大学外国語学部卒。
スペイン・バルセロナ大学大学院で国際論修士、同大学院コロンビア・ジャーナリズム・スクールでジャーナリズム修士。著書に『安楽死を遂げるまで』(第40回講談社ノンフィクション賞)、『卵子探しています 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて』(第21回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞)など。 - 安藤泰至:鳥取大学医学部准教授。京都大学文学部哲学科卒。
専門は宗教学・生命倫理・死生学。編著書に『「いのちの思想」を掘り起こす-生命倫理の再生に向けて』、『シリーズ生命倫理学4 終末期医療』など。 - 大谷いづみ(立命館大学産業社会学部現代社会学科、生存学研究センター)
- 立岩真也(立命館大学先端総合学術研究科、生存学研究センター)
- 司会 美馬達哉(立命館大学先端総合学術研究科、生存学研究センター)
プログラム(予定)
14時30分 | 美馬達哉 趣旨説明 |
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14時40分〜15時20分 | 安藤泰至先生 ご講演 |
15時30分〜16時30分 | 宮下洋一先生 ご講演 |
16時40分〜18時 | コメントと総合討論 立岩真也 大谷いづみ |
お問い合わせ
立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
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Fax:075-465-8245
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