ワークショップ「マイノリティをめぐる思想/政治:オーストラリアにおける白豪主義・ネオリベラリズム・アジアとの関係から」

掲載日: 2015年09月09日

日時:2015年10月3日(土)13:30〜17:40 (開場 13:15)
会場:立命館大学いばらきキャンパス B棟2階275/276
主催:立命館大学生存学研究センター
共催:立命館大学人間科学研究所「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究(基礎研究チーム)」
協賛:南山大学社会倫理研究所
参加:参加費無料、申し込み不要

開催趣旨

人種差別撤廃施策推進法案が審議されるなど、現代日本においてもマイノリティの移民/「外国人」をめぐるコンフリクトとその解決が課題となっている。マイノリティをめぐるコンフリクトについては、「多文化主義」「多文化社会」が掲げられる一方で、その解決を目指す政策形成にはさまざまな思想・政治が入り組む。多文化主義政策を形成してきたオーストラリア研究を通じて、マイノリティの人びととの共生の可能性を探る。

プログラム

13:15 開場
13:30 趣旨説明
13:40 マイケル・シーゲル(南山大学)「オーストラリアの盗まれた世代と白豪主義に反映される社会進化論と民族アイデンティティーの形成」
14:30 塩原良和(慶應義塾大学)「ネオリベラルな「場所ベース」のアプローチ:オーストラリアのエスニック・マイノリティ政策の変質」
15:20 休憩
15:30 原田容子「アジアと欧米の狭間で:オーストラリアと日本、そして“西洋コンプレックス”」
16:20 コメント 南川文里(立命館大学国際関係学部)、加藤雅俊(横浜国立大学)、杉田弘也(神奈川大学)
16:50 質疑応答 司会:井上彰(立命館大学先端総合学術研究科/生存学研究センター運営委員)
17:40 閉会

お問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-465-8475 FAX:075-465-8245
E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

本企画は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究」プロジェクトの一環としておこなわれるものです。