「生存学と文学」研究会・公開討論会「文学と盲目性」第二回

掲載日: 2014年09月02日

日時:2014年9月6日(土)13:00〜17:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス 学而館2階第3研究会室
主催:立命館大学生存学研究センター 若手研究者研究力強化型「生存学と文学」研究会
参加:参加費無料、申し込み不要

開催趣旨

本研究会に野田康文さんをお招きするのは二度目になります。初回は、2011年にご発表されて話題を呼んだ論文「谷崎潤一郎と盲者の<視覚性>」を中心にお話いただきました(http://www.arsvi.com/o/l01.htm)。今回はその第二回として、「盲目の〈闇〉と視覚性」のタイトルのもと、内田百閒の作品「柳検校の小閑」を中心にお話いただきます。その後、本研究会メンバーである秋吉大輔から、寺山修司や三島由紀夫などで描かれる俊徳丸伝説の系譜を追いながら、「盲目性」の表象を問いなおすことで「文学と盲目性」について広い射程から議論します。

プログラム

13:00-13:10 開会
13:10-13:40 「盲目の〈闇〉と視覚性」
報告者:野田康文(福岡大学非常勤講師)
対象作品:内田百閒「柳検校の小閑」(サブで谷崎潤一郎『春琴抄』)
13:50-14:20 「盲目の視覚性/視覚の盲目性――身毒丸と弱法師をめぐって」
報告者:秋吉大輔(本学文学研究科)
対象作品:寺山修司「身毒丸」、三島由紀夫「弱法師」(折口信夫「身毒丸」)
14:20-14:35 休憩
14:35-17:00 共同討議

お問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-465-8475 FAX:075-465-8245
E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

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