国際シンポジウム:《敗戦/引揚げ/性暴力》『竹林はるか遠く』ブームを問い直す

掲載日: 2014年07月04日

開催趣旨

イベントチラシ 昨年、日本で刊行されたヨーコ・カワシマ・ワトキンスさんの『竹林はるか遠く』は、米国での刊行(1986)から四半世紀を経たいま、日本で爆発的なベストセラーとなっている。これは2005年に韓国で『ヨーコ物語』として刊行されたものが、コリアンの心を傷つけるものとして間もなく発売停止となり、その顛末がかえって日本でのブームにつながるという皮肉な事態になって、今日に至っているものである。

 そこで今回のシンポジウムでは、その原作が発売された当時の米国の空気まで遡りながら「従軍慰安婦問題」で揺れた1990年代以降の日米韓の相互関係をふり返り、あらためてそこから何を読み取るべきなのかを考えたい。

講演概要

日時 2014年7月21日(月・祝日)14:00〜17:00(開場13:30)
会場 立命館朱雀キャンパス 213教室多目的室(1F)
・JR嵯峨野線および京都市営地下鉄『二条駅』徒歩2分。
・京都市営バスおよびJRバス『千本三条朱雀立命館前』下車すぐ。
※駐車場・駐輪場がありませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。
主催 立命館大学生存学研究センター
共催 立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会
参加 参加費無料・申し込み不要
  • 講演者:小林富久子(城西国際大学)・朴裕河(韓国・世宗大学)
  • 討論者:上野千鶴子(立命館大学)・原佑介(日本学術振興会特別研究員)
  • 企画・進行:西成彦(立命館大学)

問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8245
E-mail: ars-vive@st.ritsumei.ac.jp