グローバルCOE「生存学」創成拠点
本プロジェクトは2011年度3月をもって終了し、2012年度からは研究活動は立命館大学生存学研究センターに引き継がれています
病や、老い、障害など、ままならない身体とともに生きること。それは、福祉や医療の援助の対象である前に、人々が生きていく過程であり、生きる知恵や技が創出される現場です。その人々の経験や語りを集め、社会との関わりを解析し、人々のこれからの生き方を構想し、あるべき社会・世界を実現する手立てを示す──それが「生存学」です。自然科学と人文社会科学のはざまで分散し埋もれていた情報をデータベース化し、それをもとに本格的な学問的考察を行い社会に発信します。
組織図
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私たち人間はみな「障老病異」とともに生きています。障害、老い、病気、そして、たとえば性的なアイデンティティの面で人と異なることなどは誰の身にも起こり得ることです。それにもかかわらず、これまではその当事者の側に立って調べたり考えたり、その情報を蓄積したりということがあまり行なわれてきませんでした。(パンフレット冒頭より抜粋)