立岩 真也

生存の現代史
生存学HP内:「立岩真也」をご覧ください。こちらにしばらく関わってきて、どんなことを思ったか(思っているか)、どんな仕事がなされるとよいと思うかについては『生存学』5(2011)所収の「五年と十年の間で」をまず読んでみてください。お金を払って買ってもらう雑誌に載ったものですが、この短文はあえて全文を掲載させてもらっています。さらに、『生存学』3(2010)所収の天田×立岩「生存の技法/生存学の技法――障害と社会、その彼我の現代史・1」、『生存学』4(2010)所収の「2」を読んでもらうのがよかろうと思います。
「理屈」は大切だと思っていて、それは、一段一段考えていけばできることなのだろうと思ってもきたし、今でも思っています。とはいえ、おおまかに、どこからどちらに向かって進むのかということはあるわけで、そのためには、何があってきたかを知ることも一つにはあるのだろうと。あるいは何かを思いついたり、考えを進めてひとまとまりつけるにはたいがい手間がかかるので、それまで時間をどう費やすかということもあって、そうしたことも含めて、このところ、「歴史」のほうを(そして教養もない私なら、ちかまのそう古くないほうを)と思っています。cf.HP内:歴史。
生存学に関連した主な業績
著書
- 『分かること逃れること等――身体の現代・2』(仮題,みすず書房,2014予定)
- 『造反有理――身体の現代・1:精神医療改革/批判』(青土社,2013)
- 『私的所有論 第2版』(生活書院,2013)
- 『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学 第3版』(共著,生活書院,2012)
- 『差異と平等――障害とケア/有償と無償』(共著,青土社,2012)
論文
- “Family/Gender/Capital: Sketches”, Ars Vivendi Journal 2:28-49
- “On “the Social Model”, Ars Vivendi Journal 1:32-51
関連リンク