トップページ» 研究活動 » 2025年度若手研究者研究強化型「国際的研究活動」
2025年度若手研究者研究強化型「国際的研究活動」
【前期】
| 採択研究者 |
CHEN Ruijing(立命館大学大学院先端総合学術研究科) |
| 研究内容 |
本研究は、中国におけるアセクシュアルを対象に、カミングアウトを行わずに親密性を築く中で、「語られなさ」がどのように関係性の実践として機能しているのかを明らかにするものである。今回の渡航では、これまでに行ってきたオンラインエスノグラフィーの成果を踏まえ、現地で当事者に対する対面インタビューを実施する。語りの背景や具体的な経験、オンライン調査では把握しづらい細かな話や文脈を丁寧に聞き取り、より深い信頼関係の構築を目指す。 |
【後期】
| 採択研究者 |
QU Honglin(立命館大学大学院先端総合学術研究科) |
| 研究内容 |
本研究は、台湾で現行法である『優生保健法』(1984年制定)を、日本の旧『優生保護法』(1948年)との比較法的・歴史的視座から分析するものである。これにより、近代国家による強制的な「ハードな優生ガバナンス」が、いかにして個人の選択や福祉の言説に依拠する「ソフトな優生ガバナンス」へと変容したのか、そのメカニズムを解明する。 最終的に、現代における優生思想の残響が、生殖補助医療の発展や障害者の権利をめぐる現代台湾の議論に構造的な制約を与え、リプロダクティブ・ジャスティスの実現をいかに阻んでいるかを理論的に明らかにすることを目的とする。 |
| 採択研究者 |
竹松 未結希(立命館大学大学院先端総合学術研究科) |
| 研究内容 |
本申請書は、12月3日~12月5日に、オーストラリアブリスベンにて開催されるアジア犯罪学会における口頭発表「How Do Formerly Incarcerated Women Form Relationships?—Focusing on Interactions among Residents in Halfway Houses」を中心とする研究活動にもとづいている。
口頭発表では、更生保護施設在所者の女性同士の人間関係を出発点に、犯罪からの「離脱」研究における承認論やアイデンティティ変容論を再考する内容を報告する。本申請書の研究は、博士論文の理論的再構成という主要パートに関わるものである。 |