原一男監督と考える 70年代の生の軌跡 ――障害・リブ・沖縄 〜初期ドキュメンタリー作品上映とトーク〜

掲載日: 2016年04月18日

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日時:2016年4月29日(金・祝日)13:00より(12:30開場)
会場:立命館大学 朱雀キャンパス5F大ホール
主催:原一男作品上映実行委員会・京都
共催:立命館大学生存学研究センター
参加:無料・申し込み不要

*会場の近くに駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
*車いすでのご入場には誘導が必要になりますので、入口でスタッフにお伝えください

開催趣旨

1960年代を揺るがしたカウンターカルチャーや社会運動のうねりが退潮した70年代前半。自主上映というかたちで、社会を鋭くえぐるドキュメンタリー映画のフィルムが全国を廻り、さまざまな人の出会いや対立、抵抗を呼び覚ましつつ、新たな運動を切り拓いていく先駆けとなりました。

本企画では、原一男監督の初期ドキュメンタリー作品である『さようならCP』と『極私的エロス・恋歌1974』を上映し、原監督を交えて、1972〜1974年の障害者運動、ウーマンリブ運動、そして沖縄の運動の軌跡をたどります。

「さようなら」から「極私的」へ。その流れの意味は、社会的な運動が分断されている現在を照らし、運動と生活、ドキュメンタリーとアートの緊張関係、そして映画の在り方を問い直す力につながるはずです。70年代を知る/知らない/改めて知りたい人たちが、共に考える機会になれば、と願っています。

*本企画の関連事項と補足情報についてはこちらをご覧下さい

プログラム

12:30 開場
13:00 『さようならCP』上映
14:25 報告1:障がい者運動と自主上映 …… 立岩真也
[休憩]
14:50 『極私的エロス・恋歌1974』上映
16:30 報告2:ウーマンリブと「性」…… 村上潔(生存学研究センター客員研究員)
16:40 報告3:沖縄返還前後の闘争 …… 大野光明(生存学研究センター客員研究員)
[休憩]
17:00-18:30 全体討議「対話に向けて――1970年代:交錯する運動」
(進行:岡本晃明/生存学研究センター客員研究員)

*本企画はDVD上映となります。ご了承ください。

お問い合わせ先

【企画内容について】

原一男作品上映実行委員会・京都 E-mail:fourwallingkyoto@gmail.com

【会場に関して】

立命館大学生存学研究センター E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp