第1回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」をめぐって

掲載日: 2014年06月25日

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日時:2014年7月19日(土)13:00〜18:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス 学而館2階 第2研究会室
主催:立命館大学生存学研究センター
共催:立命館大学人間科学研究所「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究(基礎研究チーム)」
参加費無料、申し込み不要

企画趣旨

二〇世紀後半以来の社会構造の大きな変化とともに、今日の精神医療もまた新たな課題に直面している。そうしたなか、精神分析は、今日の臨床思想のためにどのような倫理的視座を新たに提供できるだろうか?

こうした問いかけとともに「精神分析と倫理」研究会は、二つの探求を試みる。第一にフロイトやラカンを始めとする精神分析の知の深みを経由しつつアクチュアルな課題に接近し、現代の倫理を問い直すこと。また同時に、臨床、哲学、社会思想などの平面を重層的に横切りながら、今日の精神分析のあり方そのものを改めて問いなおすこと。

本年はその具体的論点として「発達障害」の問題を取り上げる。第一回研究会では、二つの研究報告およびコメント、ディスカッションを通じて、この問題の大きな枠組みを確認しつつ、また主体性の問いを導入することの意義を探りたい。

プログラム

13:00-13:05 趣旨説明
13:05-14:45 第一部
研究報告①:「発達障害」の問題圏と精神分析の位置
上尾真道(立命館大学・専門研究員)
コメント:松本卓也(自治医科大学/精神科医)
15:00-16:40 第二部
研究報告②:「主体のポジションとしての「発達障害」」
河野一紀(滋賀大学・特任講師/臨床心理士)
コメント:牧瀬英幹(大西病院/心理士・精神保健福祉士)
16:50-18:00 全体討論
18:00 閉会

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お問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-465-8475 FAX:075-465-8245
E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

本企画は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究」プロジェクトの一環としておこなわれるものです。