新山智基

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この度、2011年度、グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠ポストドクトラルフェローに着任致しました新山智基です。私は、これまで熱帯・亜熱帯地域を中心に症例が確認されているブルーリ潰瘍(Buruli Ulcer)と呼ばれる感染症についての実態や国際支援に関する研究を行ってまいりました。ブルーリ潰瘍は、発病原因は解明されているものの、感染源や感染経路はいまだに研究段階にあり、「結核やハンセン病に続く深刻な感染症となる恐れがある」とWHOは警告しています。こうした感染症に対して、西アフリカ(ガーナ、トーゴ、ベナン)を対象とし、社会・経済的な実情を踏まえながらの国際支援に関する研究や、実際に支援活動を通じた取り組みも実施してきました。

経歴・職歴

2006年3月 神戸国際大学経済学部都市文化経済学科卒業
2006年4月 立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士課程前期課程 入学
2008年3月 立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士課程前期課程 修了
2008年4月 立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻一貫制博士課程3年次転入学
2009年4月 日本学術振興会特別研究員DC
2011年3月 立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻一貫制博士課程修了
2011年4月 立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、神戸国際大学非常勤講師

研究領域・キーワード

社会学、国際協力、NGO論、感染症(顧みられない熱帯病・ブルーリ潰瘍)、アフリカ(西アフリカ)

学位論文

  • 「「顧みられない熱帯病」に対するNGO支援の実証研究 -ブルーリ潰瘍におけるProject SCOBUの事例-」 立命館大学大学院社会学研究科 2008年3月(修士論文)
  • 「顧みられない熱帯病<ブルーリ潰瘍問題>に対する感染症対策ネットワーク構築と小規模NGOの役割」 立命館大学大学院先端総合学術研究科 2011年3月(博士論文)

論文

  • 新山智基・福西征子「グローバリゼーションと顧みられない熱帯病-ブルーリ潰瘍の事例-」『セミナー医療と社会』 セミナー医療と社会 第34号 pp.26-40 2009年
  • 「ブルーリ潰瘍問題をめぐる国際NGOの動向 -神戸国際大学ブルーリ潰瘍問題支援プロジェクトの果たしてきた役割を中心に-」『コア・エシックス』 立命館大学大学院先端総合学術研究科 Vol.5 pp.251-260 2009年
  • 下村雄紀、藤倉哲哉、新山智基、福西和幸、圓純一郎「ブルーリ潰瘍問題に対する小規模NGO支援の可能性:Project SCOBUの事例」『神戸国際大学紀要』 神戸国際大学学術研究会 第77号 pp.1-14 2009年
  • 「顧みられない熱帯病・ブルーリ潰瘍問題における医療NGOの展開-市民社会論を手掛かりとして-」『生存学』 生活書院 Vol.2 pp.238-248 2010年
  • 「感染地域の社会経済的現状とWHO、医療中心型援助の限界-ブルーリ潰瘍の事例-」『コア・エシックス』 立命館大学大学院先端総合学術研究科 Vol.6 pp.287-297 2010年
  • 下村雄紀、新山智基、小枝英輝、藤倉哲哉、成瀬進、福西和幸「教育・リハビリテーション支援の複合的アプローチ:西アフリカにおける国際NGO活動のための事例研究」『神戸国際大学紀要』 神戸国際大学学術研究会 第79号 pp.1-23 2010年

その他の出版物

  • 「神戸国際大学ブルーリ潰瘍問題支援プロジェクト(Project SCOBU)の取り組み」『アフリカNOW』 アフリカ日本協議会 No.87 pp.9-11 2010年
  • 「顧みられない熱帯病・ブルーリ潰瘍問題調査を通じて(国際研究調査報告)」『生存学』 生活書院 Vol.2 pp.398-400 2010年

学会・国際会議報告

  • Yuki Shimomura, Tetsuya Fujikura, Kazuyuki Fukunishi, Tomoki Niiyama“Citizen’s Participation: An Integrated Movement for BU Advocacy” WHO Annual Meeting on Buruli ulcer 2-4 April 2007,WHO Headquarters, Geneva, Switzerland
  • Yuki Shimomura, Tetsuya Fujikura, Kazuyuki Fukunishi, Tomoki Niiyama “Evaluating KIU Programs For BU Children” WHO Annual Meeting on Buruli ulcer 31 March to 2 April 2008, International Conference Center Geneva (CICG), Switzerland
  • Yuki Shimomura, Tetsuya Fujikura, Kazuyuki Fukunishi, Tomoki Niiyama“A report on volunteer actions for Buruli ulcer children by SCOBU” African Summit on neglected tropical diseases(Technical sessions on Buruli ulcer), Palais des Congrès, Cotonou, Benin, 30 March-3 April 2009
  • 「ブルーリ潰瘍にみる顧みられない熱帯病の現状と課題-ガーナ共和国の事例を中心に-」 日本アフリカ学会第46回学術大会 於:東京農業大学世田谷キャンパス 2009年5月23日
  • Yuki Shimomura, Tomoki Niiyama“Project SCOBU, Kobe International University” WHO Annual Meeting on Buruli ulcer, WHO Headquarters, Geneva, Switzerland, 22 to 24 March 2010(ポスター発表)
  • 新山智基、下村雄紀 「ブルーリ潰瘍問題における支援の可能性 -小規模NGO(project SCOBU)の事例-」 第83回日本ハンセン病学会総会・学術大会 於:かごしま県民交流センター 2010年5月28日
  • 小枝英輝、成瀬進、新山智基、福西和幸、藤倉哲哉、下村雄紀 「西アフリカのブルーリ潰瘍のリハビリについて-トーゴ、ベナンでの調査報告-」 日本プライマリ・ケア学会第24回近畿地方会 於:加古川市民会館 2010年11月21日(ポスター発表)

所属学会

日本アフリカ学会、日本ハンセン病学会、日本カナダ学会

http://www.arsvi.com/w/nt08.htm

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